ハブのシールドベアリング打ち替え

動きのスムーズだったハブが気が付くとガタが発生!!指で軸を回してみると「ゴリゴリ」というわけで内部のクリーニングとシールドベアリングを打ち替えます。

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持ち込まれた状態。軸を指で回すと固くゴリゴリ。

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フリーボディーを外すと・・・。泥とグリスと錆でべとべと。

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シールドベアリングを抜いたところ。

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フリーボディー内のベアリングも抜きます。

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全てばらしたところ。4つ全てのシールドベアリングが中まで泥が侵入しており内部でサビが発生していました。

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代替のステンレスシールドベアリング。焼き入れされたステンレスを採用しているためサビに対する安定性が高く純正よりも高負荷での耐久性も高い。

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ラチェット部にもさびが発生していたのでクリーニングしてハブボディーにベアリングを圧入したところ。フリーボディも同様にベアリングを圧入。

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組付けて完成。

今回のサビに関して、恐らく高圧洗車したのが原因だと思われます。シールドされているベアリングは水や異物が侵入しにくい構造ですが一度侵入すると逆に排出されにくく内部に水や異物が残ったままになりベアリングを錆びさせます。ですので、今回のように洗車を頻繁に行われる場合はステンレスベアリングの使用をお勧めいたします。