『雨乞行事絵馬』(市指定文化財)の保存処理を現在行っております。
この絵馬は文政9年(1826年)に描かれ、慶応3年(1867年)に描き直されたものです。
旱魃が続いたので当社で雨乞いを行ったところ降雨があったそうで、
役人や村人の老若男女が神様に御礼詣りをしている様子を描いています。

近年は彩色の劣化が進み画面の判別が難しくなってきました。
今記念事業の一環としてこの絵馬を現状で後世に遺すため、クリーニングの後に保存処理を行います。

この絵馬は文化財指定を受けているため加筆はできません。
代わりに、2/3サイズで当時の画面を復元したレプリカも製作中です。

出来上がれば拝殿に掲げ、現物と一緒にご覧いただけるようにします。


 

  



保存処理を終えて戻ってきました。
 


レプリカも出来てきました。