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 頭痛
 

 頭痛は大きく分けて二つに分けることができます。

 脳腫瘍やくも膜下出血などの生命にかかわるものと、生命に別状はありませんが慢性的に再
 発を繰り返すタイプです。

 日常よくみられるのが、後者の慢性頭痛です。ありふれた症状ですが、その症状は多様です。
 こめかみが痛む・頭頂部が痛む・前頭部が痛むなどさまざまな症状があります。

 痛みの性質や部位、持続時間などの面から痛みの原因を判断します。
 特に慢性頭痛は、からだの中の体質的な問題が背景に潜んでいるようで、五臓(肝・心・腎・脾・肺)のどれかが傷
 つけられると、痛みは慢性化しやすくなります。

 慢性頭痛の代表的なものとしては、「緊張性頭痛」と「偏頭痛」の二つがあります。

 「緊張性頭痛」は、最も頻度の高い頭痛で、後頭部や肩などの筋肉の緊張によっておこります。ストレスや精神的
 な緊張、疲労によって筋肉が強く収縮すると痛みを起こす物質がたまり痛みを起こします。

 特徴としては、後頭部から頭全体が締め付けられるような重苦しい痛みがあります。

 「偏頭痛」は、脳の中や周辺にある血管が、初め収縮した後過度に拡張するためにおこる血管性の頭痛です。脈
 拍に合わせてズキズキと痛み、吐き気や嘔吐などの症状を伴い、またその名が示すように、頭の片側が痛むこと
 が特徴です
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 ①気虚頭痛
 
 連続してジクジクする痛みが多く、過労によって胃腸が弱くなり、食物や体の気血の栄養が頭部に行き届かなくなり頭痛
  が起こります。息切れ、疲労倦怠、食欲不振、下痢・軟便・便秘、疲れやすいなどをともなう。
  舌質は淡・舌苔は薄白

 ②気滞頭痛
 
 ストレスが原因となります。イライラしたり、ため息をつくことが多い、煩躁、怒りっぽい、赤ら顔、ストレスは瘀血の症を併発
 しやすいが、瘀血に因らないものもあります。
 
 ③血虚頭痛

 めまいがして、頭がふらつくことが多い頭痛です。体を立てると頭痛が憎悪し、横になれば軽減します。
 顔色が悪い(顔面蒼白)、化粧がのらない、生理不順、めまい感、動悸、しびれ、多夢、健忘、不眠などがあり、女性では月
 経前後に起こることもあります。
 舌質は淡白・舌苔は薄白
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 ④肝陽頭痛

 頭痛が頭部の両側にあり、発作性を呈する。煩躁、イライラ、怒りっぽい、口が苦い、目の充血、口渇、便秘、赤ら顔、疲労倦
 怠感、 脇肋痛などの症状をともなう。
 舌質は紅・舌苔は薄黄

 ⑤寒厥頭痛
 
 偏頭痛あるいは頭頂部の痛みが多い。悪心嘔吐、首筋からこめかみにかけての凝り、胸部の煩悶、めまい、手足の冷えな
 どをともなう。
 舌質は淡白・舌苔は白滑
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 ⑥痰飲頭痛

 水分代謝が悪く、頭は重くて痛むものをいいます。めまい、悪心(ムカムカ)・嘔吐、胸部や季肋部が張って重苦しい、食欲
 不振、痰や唾を盛んに吐くなどの症状をともない、雨の日や低気圧前線にも影響されやすい。
 舌質は淡・舌苔は白膩

 ⑦食滞頭痛

 食べ過ぎ、胃腸に宿食(未消化)の食べ物が残り発症。前頭部が痛い、悪心(ムカムカ)・嘔吐、頭重、過食すると悪化。
 舌苔は黄膩

 ⑧瘀血頭痛

 血液がドロドロして、血行不良となります。痛む場所が一定しており、患者はその場所を指し示すことができ、同時に圧痛
 があり 、刺すような痛みが多い。時にズキンズキンとする痛み、鈍痛も見られます。
 舌質は暗紫色、チョコレート状の斑点が見られる。舌苔は薄白。
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⑨腎虚頭痛

 生命エネルギーのおおもととなる基本物質は、に蓄えられている。

 中医学では、精から髓が作られ、髓が集まって脳ができると考えられています。髓や脳が正常に活動できるかどうかは、腎
 に蓄えられた精が十分にあるかどうかにかかっているのです。老化によって精が消耗されたり、性生活が過剰で精が慢性
 的に不足すると、生命活動の原動力である腎の機能が損なわれます。

 腎の精の不足が進むと、脳が滋養で満たされなくなり、頭が空っぽになったような頭痛が起こるほか、頭のふらつき、耳な
 り、物忘れ、腰がいつもだるい、足や膝に力が入らない、喉が渇かない、尿の色が透明に近く量が増えるといった症状をと
 もない痛みは強くありませんが、慢性化しする頭痛です。

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 痛みと経絡
 
 からだの中には、「経絡」が流れています。経絡は気血を全身へ運ぶ役割があり、経絡の流れが異常におこったときに
 「痛み」という体からの警告を発し、各種の痛みをおこします。中医学では、全ての痛みは、経絡の流れが阻害されたと考
 えます。
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 経絡の流れが悪く」なる原因
 
 余分」なものが経絡の流れをふさぐ、寒さ・湿気・ストレス・食事の偏り・過労・瘀血・外傷などが経絡の流れを滞らせる。

 これら運行障害の痛みを「不通側痛」と呼びます。体に必要なものがが不足する老化・体力の衰え・虚弱体質・慢性病な
 どによって、本来からだに必要な気血が不足している。こうした栄養不足の痛みを「血虚側痛」といいます。

     

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