Home |相談の方法 | 店舗案内 | 漢方Q&A | 宅配のご案内 | 個人情報保護 | |
逆流性食道炎 |
消化器の図 |
食道の逆流防止機能 |
食道への胃酸の逆流は、その構造と蠕動運動によって防止されています。 |
食道のしくみ |
食道は横隔膜を貫く食道裂孔を通って、胃に通じています。また横隔膜は、食道をしっかりと支えています。 |
下部食道括約筋(LES)の緩み |
年令とともに、食道と胃のつなぎ目でバルブのような働きをしている下部食道括約筋の締まりが悪くなり、胃酸が 逆流しやすくなります。つまり、幽門を閉じる力が弱くなって、食物を飲み込むのと関係なく開いてしまうのです。 TOP |
胃液に含まれる胃酸は強い酸性(PH1.0〜1.5) |
胃液には胃酸が含まれていますが、その正体は塩酸で、PH1.0〜1.5と非常に強い酸性を示します。 一方、食道の中はPH7.0と中性に保たれていますが、胃とは違って胃酸を防御する構造・働きがないため、胃酸が逆 流すると炎症が起きやすくなります。 TOP |
漢方治療 |
●飲食不摂・痰熱上擾 辛いもの・油っこいもの・消化の悪いもの過食過飲・飲酒などによって胃の中に熱が発生し、痰と熱により胃気が 乱れ胸やけをいおこす。 ●情志不和 精神的ストレス・怒り・鬱などにより肝気が鬱で化火し、肝火が胃に影響を与え肝胃不和となり、胃気の下行を妨 げることにより発生する。 ●胃虚弱 飲食不摂による胃熱・肝胃不和などにより胃の陰液が不足し、胃気が正常に機能しない場合、また体質が陽虚や 気虚の人が冷たい飲食物の摂取などにより、胃腸が損傷を受けると胃気が下降しなくなり、胸やけが発生します。 ●営血不足 体質が脾虚(陰虚)気血生化が不足の人、出血過多などにより胃の濡潤が失われ胃気が下降しないために発生 する。 TOP |
胸やけの各論 |
◆飲食不摂(胃熱) 主證:胸やけにゲップや口臭をともない、口渇があり水分を欲しがる。 腹が空いているようでそうでないことが多い。 治法:清胃瀉火・和胃除痰 ◆痰熱上擾 主證:寝つきが悪い・眠りが浅い・多夢・早く目が覚める・イライラ・驚きやすい・動悸・胸苦しいめまい感・悪心・嘔 吐・喀痰・口苦・口が粘る・舌苔は黄膩 治法:清化熱痰・和胃降逆 ◆肝胃不和 主證:ストレス(自律神経失調)が胃に影響した。 治法:疎肝和胃 ◆胃陰虚 主證:胃陰虚では口の乾燥・便秘・舌は紅で苔は少ない 治法:滋養胃陰 ◆胃気虚 主證:虚證であるため、胸やけが起こったり、止んだりし、食事に味がなく食後胃部が張る。 胃気虚または、疲労感など。舌苔淡黄 治法:補陽胃気 TOP |
●注意 |
@過食・香辛料を控える。 A腰など強く圧迫しない。 B就寝時には枕をやや高めにする。 |
胃腸の優れないかたメールでごご相談下さい。 |