阿弥陀寺だより |
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平成22年初夏 第25号 | ||
元祖法然上人800年大遠忌 ご寄進のお礼
先般、皆様方にご無理をお願い申し上げました「法然上人800年大遠忌」にかかるご寄進ですが、多くの方々からたくさんのご浄財をいただきました。 |
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住職のつぶやき 今は松葉づえのお世話になり、リハビリの毎日を送っています。 骨折・入院・手術という初めての経験を通して、今まで見えなかった様々な事柄に気づかせていただきました。 私たちの体には、約200本の骨があるそうです。しかし、そのうちのたった1本が欠けただけでも普通の日常生活を送る事はできないそうです。 また、いくら強がりを言ってみても人間ひとりでできることは数知れています。今まで当たり前のようにできた事が、なんとありがたいことなのかとしみじみ思います。 「ありがたい」。漢字では「有難い」と書きますが、これは読んで字のごとく、「普通に有るということがどれだけ難しいことか」という意味です。 呼吸ができる、食事がいただける、立って歩くことができる、話すことができる、手をのばせば物が取れる、たとえを出せばキリがありませんが、自分が何気なくおこなっていた毎日の生活を送るということは、簡単な事ではなかったようです。 そこでわかった事は、私のようなちっぽけな人間を、この普通に有るという事が本当に難しい毎日を、目には見えませんが様々な大きな力によって支えられているのだなあということでした。 「有難い」という言葉を毎日かみしめて精進したいと思います。 ありがたい… 合掌 |
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