阿弥陀寺だより

平成17年冬季 第4号
  
「ひとりでもいい」

 あなたにめぐりあえて
 ほんとうによかった
 生きていてよかった
 生かされてきてよかった
 あなたにめぐりあえたから

 つまづいてもいい
 ころんでもいい
 これから先
 どんなことがあってもいい
 あなたにめぐりあえたから

 ひとりでもいい
 こころからそういって
 くれるひとがあれば―
 「ただいるだけで」

 あなたがそこに
 ただいるだけで
 その場の空気が
 あかるくなる

 あなたがそこに
 ただいるだけで
 みんなのこころが
 やすらぐ

 そんなあなたに
 わたしもなりたい

 この2つの詩は、いずれも相田みつをさんの詩です。
 「心のかよいあう」ことが生きがいであり、幸せなことだと思います。
 2006年が皆さま方にとって、幸せな年でありますよう祈念します。
         合掌
  阿弥陀寺住職 心譽記
 

えっ、
これも仏教語その1


私たちの身のまわりには、案外、知られていない仏教から生まれた言葉がたくさんあります。
 そんな言葉を紹介していきます。
 第1回目は―
 
ジャンケン・ホイ です。
 大人も子どもも、何かを決めるときによく使うのが、ジャンケンではないでしょうか。
 「ジャンケン・ホイ、あいこで・しょっ」というこの言葉の語源は、もともと
 
「料簡法意」(りょうけんほうい)
という言葉がなまって「ジャンケン・ホイ」になったといわれます。
 「料簡法意」というのは、何もかも仏様の意志にまかせますよ、という意味ですが、まさに運だのみのジャンケンには、ふさわしい言葉かも知れませんね。

修正会(年始のおつとめ)を
1月2日(月)午前10時から行います


 例年どおり、新年のおつとめを行います。
 皆さんお誘いあわせのうえ阿弥陀寺へお参りください。

文殊会を1月9日(祝)に開きます
 知恵の仏様である文殊さまのおつとめを、子ども会のご協力のもと、1月9日(成人の日)に行います。
 内容は、
◎もちつき
 …運動場で午前7時半から
◎とんど(古いしめかざりやお守りなどのお魂を抜いて火にあげます)、ぜんざいの接待
 …運動場で午前9時半から
◎おつとめ、受験生の合格祈願
 …阿弥陀寺で午前10時半から
◎「コール・ブリランテ」によるコーラス…阿弥陀寺で午前11時から
 後日、子ども会の役員さんから配られる絵馬に「願いごと」を書いて、当日持ってきてください。

年回忌のお知らせ 
 来年、年回忌に当たっているお宅へ12月中旬に念仏講の方々を通じて、ハガキでお知らせします。
 来年の年回忌は下表のとおりです。

1周忌 平成17年亡
3回忌 平成16年亡
7回忌 平成12年亡
13回忌 平成6年亡
17回忌 平成2年亡
25回忌 昭和57年亡
33回忌 昭和49年亡
50回忌 昭和32年亡
 


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