阿弥陀寺だより

平成26年夏季 第42号
  
平成28年4月に『五重相伝』(ごじゅうそうでん)を開きます
     住職 野口泰宏

 阿弥陀寺では来る平成28年4月29日()から5月3日()の5日間『五重相伝』を12年ぶりにつとめることになりました。

 『五重相伝』とは浄土宗の根本精神である「南無阿弥陀佛」の教えを五つに重ねて、お念仏の信仰(宗教的修養)を身につけて(体験を実践)いただこうとする浄土宗の檀信徒にとって最も大切で尊い法要です。
 この法要に、ご縁を結んでいただく方法として次のようなものがあります。 

◎新受者として参加する
 ご自身が5日間の『行』(お説教の聴聞や礼拝回向など)を実践することにより、修行を積み、満行のあかしに「血脈(けちみゃく)」と呼ぶ巻き物と「解脱号(げだつごう)」(生前戒名)をお受けいただきます。

◎贈五重
 生前に五重を受ける機会がないままに亡くなられた方(親・家族・子どもなど)に新受者とともに五重の功徳をお贈りし、「血脈」をお贈りします。

◎日中塔婆回向
 五重中、ご先祖や親・親類などの精霊(しょうれい)を、導師(住職)が日中に御膳を供えて、受者の念仏礼拝とともに回向し「塔婆」をお授けします。

 この機会に、多くの方々とご縁を結ぶことができますことを心よりお待ちしています。    合 掌


子どもに心の栄養を…
「おてつぎこども奉仕団」参加者募集


 今の子どもたちを取り巻く環境はめまぐるしく変化し、日々の生活にストレスを感じている子どもがいるという話も耳にします。
 「おてつぎこども奉仕団」は、おつとめや清掃奉仕、仲間との集いなどを通じて、心身ともに健康な子どもを育てることを目的とした浄土宗の奉仕団です。
 子どもが貴重な経験を実践することにより、「感謝の気持ち」「助け合いの気持ち」などを体得していただけるものと確信しております。

日時:8月20日(水)〜22日(金)の2泊3日
対象:小学4年〜中学3年までの男女
宿泊地:総本山知恩院(京都市東山区)

※ くわしくは、阿弥陀寺までお問い合わせください。


8月2日(土)午前8時半から
 おせがきのおつとめをします


 ご先祖先亡のご回向を行うお施餓鬼を、例年のとおりおつとめさせていただきます。
 施餓鬼供養は、有縁・無縁の精霊に功徳をたむける法要です。
 ご先祖に英霊が在るお家は、午前8時半までにお参りください。一般の回向の前に英霊回向があります。
 また、新たに永代せがきを申し込まれたお家(初盆のお家など)は、施餓鬼会の最後(午前10時半すぎ)に一霊ずつご回向させていただきます。ご親族の方々でお参りください。


お盆のお参り
町内は8月13日(水)早朝から


 お盆の町内の棚経参りは、8月13日(水)の早朝より、お参りさせていただきます。
  お盆は、次の日程でお参りさせていただきます。
(順不同)
8月11日(月)…八幡町、和泉市、堺市、大阪狭山市、 大阪市、泉南市
8月12日(火)…阪和線より山側の市内、貝塚市
8月13日(水)の早朝より…阿間河滝町
8月14日(木)…阪和線より浜側の市内
8月15日(金)午後3時より…精霊送り
 また、お盆の経木(きょうぎ)のご入用の方は8月10日(日)以降に寺まで取りに来てください。一枚300円です。
 年に一度の先立った方の里帰りです。最も暑い時期ですが、家族そろってまごころをこめてお迎えしましょう。
          合掌


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