阿弥陀寺だより

平成28年春季 第50号
  
『五重相伝』新受者52名が成満しました


 4月29日から5月3日までの5日間、阿弥陀寺では12年ぶりとなる「五重相伝」が開筵され、善男子・善女人あわせて52名が結縁され、お念仏の仏弟子となられました。
 住職にとっては、伝灯師(浄土の法をお伝えする役目)として初めての五重でしたが、今はただ、皆さんのおかげをいただき、この機縁にめぐり会えた喜びと幸せをかみしめております。
 今回の勧誡師・池上良慶上人より前行4日間にわたる全16席のお話では「南無阿弥陀仏」の教えをわかりやすく順序立てて伝えていただき、阿弥陀さまの大きな慈悲の光明に照らされて、日々生かされているこの我が身を実感していただけたことと思います。
 また、受者・世話人の方々、そして多くのお寺方とともに念仏礼拝された贈五重・日中回向の先立たれた方々も、無上の功徳をいただかれ、一緒に喜ばれ、これからも私達を見守っていてくださることでしょう。
 また、5月15日には受者・世話人の方々96名で総本山知恩院へお礼の参拝をし、法然上人に無事成満の報告をさせていただきました。
 約3年前から準備にとりかかり、その間、多くの方々に支えられて無事に成満できましたことをこの紙面をお借りして、心より厚く御礼申し上げます。
 
   後の世も この世もともに 南無阿弥陀仏
      仏まかせの 身こそやすけれ

                               合掌



   ▼ 最初は皆さん不安げでしたが、成満日には晴れ晴れとした表情でした。



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